クローゼット整理 捨てる服を選ぶ基準
こんにちは。パーソナルスタイリストRieです。30代~40代の個人のお客様を対象にファッション・メイク・美容まで、トータルアドバイスを行っています。
涼しい日が続き、あわてて秋物を買い足した人も多いのではないでしょうか?
新しい服が増えるとワクワクしますよね♪
最近買ったもの。パンツとカーディガンの色合わせが絶妙♪
新たに服を買い足したら、何かを手放さすようにしないと当然クローゼットはパンパンになってしまいます。
20-50代の女性が平均して持っている服の数はなんと200枚という驚きの数字が出ています。春夏秋冬で単純に割っても1シーズン50枚も!ほとんどの人のクローゼットが服で溢れかえっているはず。
それでも多くの女性は今日も、着る服がない~とぼやくのです。
ある調査機関では、女性がその日着る洋服を決めるまでの平均時間は、仕事の日で12分・お休みの日で10分という結果がでています。1年に換算すると3日間も着る洋服に悩んでいるのです。
200枚の内、ちゃんと着ている洋服はいったい何枚なのでしょうか⁇
服をなかなか捨てられないという人は多いです。
「だいぶ着古した」「デザイン的にもう着ない」などがわかっていても、ついついクローゼットに戻してしまう・・・
処分できないのはなぜでしょう。
理由その1 愛着があるから
捨てなきゃいけないのはわかっていても、捨てられない。
このタイプには性格がやさしい人が多いです。クローゼット整頓術なんて本も実は何冊も持っていたりして…方法がわからない訳ではないのです。
捨てられない大きな理由はその服への愛着。「捨てたらかわいそう」と思ってしまったり、人に貰った物という事も多いです。
でも「いつか着るかもしれない」というのはまやかし。ほぼ確実に着る日は来ないので思い切って処分しましょう。
捨てなくても、気に入ってくれる人に譲ったりリサイクルショップなどで売ってもOK。洋服にとっても新たな持ち主がたくさん着てくれたらその方がうれしいですよね。
理由その2 単にめんどう/捨てるという発想がない
シーズンが変わる度「新しい服を買わなくちゃ」と思う人は多くても、服が増えた分捨てるという思考に至らない人も多いのではないでしょうか。
クローゼットの整理ができていないので、気づいたら似たようなデザインの服を何枚も買ってしまうという失敗も。
何枚増えてもコーディネイトは代わり映えせず、もったいないですね。
クローゼットもあなたの家賃(またはローン、財産)の一部。使わない物をしまっておく場所にお金を払っていると思ったら、もったいないことだらけです。
服を買う度が面倒なら、衣替えの時にでもまとめて処分しましょう。
開いたスペースを活用すれば、きっと部屋が広くなるはずです。
捨てる(リサイクル)服を選ぶ基準
着古したアイテム
どの程度で処分するかは人によって異なるとは思いますが、よれよれになっていたり擦り切れたり、襟元・袖口が汚れているものは処分した方がよいです。
買ってからあまり経っていないのに、どれかに当てはまってしまう場合には、洗濯の仕方や1枚を着る頻度を見直した方がいいかもしれません。
デザインがかぶっているアイテム
同じ様なアイテムを何枚も持っていても、他人から見たら代り映えしません。よっぽどよく着るアイテムなら別ですが、そうでないなら1枚残して処分しましょう。
着ないまま半年以上経っているアイテム
買ったまま1度も着ずにクローゼットに眠っているというのもありがち。店員さんにすすめられてつい買ってしまったものや貰い物など、どうしても着る気になれないものはいつまで置いておいても同じです。
似合わないアイテム
これを自分で判断するのはちょっと難しいかもしれません。ワードローブをチェックしてもらう機会があれば、処分を検討しましょう。
基本的に洋服は3つの要素でできています。色・形・素材の中で、どこが自分に似合わないのかが具体的にわかると、次にお買い物をする時に似合わないものを避けることができます。
トレンドから外れたアイテム
流行から大きく外れたアイテムは、着こなしの難易度がとても高いです。
例えばウエスト位地などは10~15年ごとに流行りが変わるので、ハイライズが主流の今、おしりが見えてしまうくらいのローライズはキツイですよね。
ただし、似合っていればある程度はOK!おしりの張っている人はハイライズよりローライズの方が返ってスタイルがよく見えたりするので、似合っているものはトレンドにとらわれず着用しましょう。
新たな購入をしなくても、衣替えを機会に一度見直してみてはいかがでしょうか?
パーソナルスタイリストはお買い物同行以外にも、ワードローブ診断というサービスを行っていることが多いです。
お持ちのアイテムを分析して、処分する物の分類やコーディネイトの提案をしてもらえます。自身ではしなかった組み合わせも生まれ、まるで違う服のように着回し力が高まります。少ないアイテムでたくさん着回しができれば、クローゼットもすっきりします。
また、お買い物のクセや買い足しアイテムなどもわかるので、無駄な買い物自体もなくなります。
クローゼットはパンパンだけど、着る服がないとお悩みの方は検討してみるといいかもしれません。
Rie
お問合せはこちらから