40代をもっとキレイに!

パーソナルスタイリストのRieのブログ。ファッションや美容情報などをお届けします。

人は見た目が100パーセント

こんにちは。パーソナルスタイリストのRieです。
個人のお客様を対象にメイク・美容からファッションまで、トータルアドバイスを行っています。

 

今日は久野先生がご依頼を受けた企業研修にて、私もパーソナルカラー診断のブースを担当するため参加させて頂きました。

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広告代理店A社さんが開催した人事向けの研修。

なぜ広告代理店が人事向け⁇と思いましたが、A社は2年連続大手リクルーティングメディアにて、求職者からの人気№1企業になられたという経緯があり、そのノウハウを他社様にも活かして頂き、採用に生かしてもらうという内容の公演でした。

 

そこで登壇された久野先生がお話された内容は、服装心理学による人の見た目があたえる影響の大きさについてです。

いまの求職者にとっては、会社の業績やネームバリューよりも、雰囲気や人が大事。

そのため、最初の窓口の人事部の方の印象が大きく作用するので、新卒採用は見た目も重要という研修内容でした。

 

とても興味深く、採用担当でなくても日々の生活に役立つことばかりでしたのでご紹介したいと思います。 

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メラビアンの法則

とても有名な話ですが、第一印象の97パーセントは見た目や口調で、話の内容は7%しか伝わらないというもの。

  • 言語情報(Verbal:7%):話の内容、言葉そのものの意味
  • 聴覚情報(Vocal:38%):声の質・速さ・大きさ・口調
  • 視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線

 

有益な情報を伝えようとしても、言葉だけではたったの7%しか伝わらないという事。

日常出くわすシーンとしては、婚活パーティや合コンで爪痕を残すには、話す内容よりも見た目としぐさが重要ってことです!!

 

初頭効果

人間は最初に入ってきた情報が一番強いというもの。(先入観・色眼鏡)

例えば、

食べログで4.2のお店を予約した。

行ったらお店が汚かった。けど4.2だし味はいいのだろう

店員の態度も悪かった。けど4.2だし味はいいのだろう

食べ物もあまり美味しくないような…?けど4.2だし今日は調子が悪いだけかな。


食べログの点数(最初の情報)が影響して、自分が今感じていることが弱くなってしまうのです。

逆に考えると、最初に悪い印象を与えてしまうと、それを覆すのがとても難しくなるという事です。

 

相手の外見が自分の無意識の行動に影響する

アメリカで行った実験。信号待ちをしている人々の中で次の男性が赤信号でフライングで歩き始めた時に、つられて歩き出す人はどう違うか。

A ボロボロの服を身にまとった汚い男

B おしゃれできれいな恰好をした男性

それほど周りを見ていた訳ではないのにも関わらず、Aの男性が歩き始めた時につられた人よりBのキレイな身なりの男性が歩き始めた時には3倍の人がつられて歩いたという結果。

 

 

「服装はきとんとしている」と「相手に合わせる」両方が大事

街中にて、

ネクタイの人がネクタイの人にアンケートを頼んだ場合 90%がOK
ネクタイの人がカジュアルスタイルの人にアンケートを頼んだ場合 70%に下落

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ネクタイ→ネクタイ   ネクタイ→カジュアル

きちんとしていればいいという訳じゃなく、相手に合わせる事も重要だという事がわかります。親近感が大事なのです。

 

 人によって感覚の中でどれが強いかは異なる

①次の写真をよく見て下さい。

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◆風鈴の写真を見て何を思いましたか?
A 風鈴が風にそよいでで揺れているのが目に浮かんだ。
B ちりんちりんという音が聞こえてくるようだった。
C 見ているだけで涼しくなる感じがする。

 

②さっきまで持っていたスマホがない!!どうやって探しますか?
A いままでの見てきた映像を思い浮かべながら探す。
B 誰かとの会話やメールの内容などから探す。検索した文字を思い出して探す。
C 体感 手の感触を思い出す。 f:id:riekoiwatate:20171012004957j:plain

どうでしょうか?①と②では違うという方もいるかと思いますが、その場合はどちらもまま強いという事です。

A:目から入ってくる情報が優先される視覚優位の人

B:耳から入ってくる情報が優先される聴覚優位の人(文字 理論 裏付け好き 口コミも大好き 自分の目より人の評判の方が優位)

C:触覚や味覚などが優先され体感覚優位の人(匂いから何かをよく思い出すなど)


物事を何から入ってきた情報で認知するかどうかは人によって異なります。

視覚は8割以上の人が強いと言われているので、A以外だった人はほかの人と同じ場所で同じシーンを体験しても、覚えていることや感じている事が異なることがよくあります。

視覚が弱いと視覚が強い人にうまく物事を伝えられなかったり、自分を見た目でうまく表現することも苦手かもしれません。

パーソナルスタイリストに依頼される方の中には、色盲色弱という方もいらっしゃいます。一般的に見られる色と異なる感じ方をされているので、自分で洋服を選ぶのが難しいからです。

見た目は仕事に大きく影響します。以前フォースタイルで手がけた長期案件では、社員の服装をチェンジしたら会社の業績が、2年で8億円増にもなったという事例もあり、他人から「どう見られるか」を大事にすることは、おしゃれが重要ではないヒトにとっても、時に大きな影響を与えるのです。

 

日本人はほぼ全員が人見知りだと言われる民族

ここまでで、第一印象には、見た目がかなり影響するという事がわかりました。

中身はもちろん重要です。ですが、まず見た目を整える事で初対面の印象を上げることが出来れば、その後きちんと中身を知ってもらうことにつながる一歩となります。

パーソナルカラー診断や顔パーツ・体型診断は、周りの人からどう見られるかという印象を上げるのに非常に有効な手立てです。

数値化されているので、視覚情報のキャッチが難しい方にもわかりやすいかと思います。

ほか、好印象を与えるメイクレッスンなども行っています。

 お気軽にお問合せください。

 

Rie

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