メイクの色は=パーソナルカラーとは限らない
こんにちは。パーソナルスタイリストのRieです。
個人のお客様を対象に個人の特性を生かしたメイクのレッスンを行っています♪
久しぶりの更新です。
2月の末に引っ越して2か月半。ようやく色々落ち着いて、これからはゆっくりペースにはなりそうですが、また少しづつ書いていきたいと思います。
ブログはお休みしている間にも、来て頂いたお客様もいてありがたい限りだったのですが、その方のお悩みも含め最近気になっている事が。。。
ここ1年くらい、メイクもファッションもその人個人に特化して選びたいっていう傾向が前よりとても強くなっている気がしています。
パーソナルカラーの需要(流行り?)も絶対増えてきている!!嬉しい♪♪
でも、メイクに関しては似合う色=パーソナルカラーとは必ずしも言い切れない!
もちろん、全然違うという訳ではないです。
でも、メイクアップコスメに関しては、私は「パーソナルカラーから選べばOK」とは言い切れないところがあると思います。
カラー診断だけしてもらったという方や、カラー診断をあまりにも重視したメイクアドバイスを受けた方の中には、なんだかしっくりこなくてモヤモヤしているのは当然と言えば当然…。
せっかく診断したのに、余計悩みが増してしまう→また他で診断する→まだしっくりこない…診断ジプシーの始まりです。
1:お顔立ち
パーソナルカラー診断では、似合う「色」しかわかりません。
お顔立ちはまったく考慮されていないので、例えばしずかちゃんとジャイアンが同じ診断結果となった場合、2人のお顔は全然違うのに似合う色は同じという事になります(笑)
世界初!! ドラえもんたち5人がしゃべる「まかせとけい」! 『小学一年生』4月号付録 | 『小学一年生』より
人によって、顔の輪郭・目元・口元など全然違いますよね。
パーソナルカラーが同じで、得意な色味も同じだったとしても、
まぶたが腫れぼったい方は、暖色系を使うと腫れぼったくなってしまうし、
逆にまぶたが痩せている方は、寒色系を使うと余計痩せてしまいます。
メイクレッスンでは、そのような目鼻立ちのお形や、お顔のバランスをカラー診断と共に行う
顔パーツ診断
で、見させて頂いてカラーの結果と合わせてアドバイスさせて頂いています。
顔立ちと似合う色、なりたいイメージやトレンドなど、色々掛け合わせてなりたいお顔に近づけるようにレッスンします。
2:肌の色
お洋服と違って、コスメは肌に直接乗せるもの。
コンシーラーやコントロールカラーがいくら優秀になってきているとは言え、肌(や唇)の色+コスメの色が、メイクアップした時の色味になりますよね。
外国人のように、透き通るような白いお肌であれば、限りなくコスメの色そのものに近い色味になるけれど、日本人のお肌は誰でも少しは黄味あるので、コスメの色そのものが出るわけではないのです。
唇も、色が濃い方は特に影響します。
年齢を重ねると唇もくすんでくるので、リップの色もそのまま発色するわけではないですよね。
なので、お肌の色(唇)+コスメの色=メイクUPの色ですね。
3:くまやくすみなどの色味と相互しあうこと
くまやくすみも、人によって色の出方は違いますね。
ブルーベース(サマー&ウィンター)の方で多く聞くのが、
「青みは得意なはずなのに、青みピンクのリップがどうしても似合わない。」
ここ数年、赤リップに始まり濃いマットなリップのトレンドが依然継続中。
ブルベなら、青みリップも使ってみたい!とトライするも撃沈・・・という方わりといると思います。
私も青みピンク苦手だと思っていました。(私はサマーです)
でも、気づいたんです。青みピンクを使うとなぜ違和感(というか似合わない)と思うのか。
くまが目立つ!!!!!
そうなんです。残念ながらくまが目立って不健康&老けて見えるのです。
私は目が大きいほうで、更には皮膚も薄い。
若い時から、青くまがコンプレックス。
その青みが増すんですよね。リップの青みと相互して・・・涙
でも、大丈夫。青の反対色のオレンジのコンシーラーでくまを隠せばOK!
同じように、オレンジで増してしまう黄くすみや、
赤系で増してしまう、頬の赤味なども、コンシーラーやコントロールカラーでうまく隠してあげれば大丈夫です☆
でもそれをしないと、似合うはずなのになんでーーーーー? となりますね。
4:テクスチャー
コスメは色だけでなく、テクスチャー(質感)がさまざまあります。
マットなタイプとうる艶なタイプでは、同じ色でも醸し出す雰囲気は全然変わります。
基本的には、
スプリングとウィンターは艶
サマーとオータムはマット(艶消し)
が似合うのだけれど、目元と口元のバランスもあるし、肌感(乾燥/オイリー)など性質によっても向いているファンデーションも違う。
トレンドも大きく影響するのがメイク。
おしゃれかどうか、若々しく見えるかなどは、意外とファッションに近いくらい大きく影響します。
色々なバランスを取りながら、向いているコスメを選ぶ必要があります。
まとめ
これらの理由から、お勧めするコスメは必ずしも=パーソナルカラーではなかったりもします。
ウィンターの方へ、クリーミーコーラル(オレンジ系)のリップを勧める事もあれば、スプリングの方に、ラベンダーのチークを勧める事も。
お顔立ちと似合う色、トレンド、なりたい顔。
何を一番重視するかでも、選ぶコスメは変わるし、似合うようにするには他をどうしたらよいか、と考えて、少しでもなりたい顔に近づくように。
それが出来るのがコスメのすごいところ。
自分らしさも大事にしながら、コスメの力を借りてもっとキラキラしませんか?
大きな鏡も届きました♪
Rie
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